いっそおかしな妄想まで付き合ってくれ

関ジャニ∞が大大大好き。丸山くんにたらしこまれたい。

舞台「パラダイス」を観てきました

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2020年に上演するはずだったけど、コロナで泣く泣く中止になった丸山隆平さん主演舞台、パラダイス。2年振りにリベンジということで張り切って観に行ってきました。

 

想像してたより重くも難しくもなかったです。普段から好んで韓国のエグいドラマや映画を見ているので人間のドロドロやアウトレイジ、血、サイコには慣れっこというのもあるかもしれない。ただ、これを見終わったあと、気分は晴れた~とか元気もらった~そういうのは全くない。むしろちょっと暗くなる。登場人物は1人を除いてみんな嫌な奴だし。

 

そんな感じですが、初見ながら気になるなと思った点や自分なりの考察をつらつらと備忘録用に書いておきます。できるだけ時系列で。がっつりネタバレするので見たくない人はスルーでお願いします。

 

◎梶くんが研修生を殴りながらする障害者の話

冒頭から梶くん(丸山隆平さん)の暴力シーン。詐欺グループの研修生を梶くんがボコボコにするんだけど、「暴力じゃなくて魔よけ的な」「詐欺は世の中への復讐」みたいなことを言って自分を正当化してて、クズじゃんって思った。その中で「障害者の特番を見てたら『自分は生まれた時から罰を受けてるような気分だ』と言っていた、目からウロコだった。自分は普通の家庭で普通の両親に育てられて普通に大学に行って普通に就職もしたけど、同じような気持ちだ」というセリフがあるんだけど、これはどんな人でも悪に落ちる可能性(因子を持っている)があるということを言いたいのか、それとも宗教的なアレなのか...ここは謎です。

 

◎ボーリングシーンから感じる辺見と青木のヤバみ

辺見さん(八嶋智人さん)と青木(水澤紳吾さん)がボーリングをしているシーン。まず、舞台装置がスゲー!ってなった。上と下を切り替えて場面転換するのかと。ただただ雑談をしながらボーリングをするシーンなんだけど、青木の異常さ(違和感)が凄かった。普通だったらボスを立てて丁度いい感じに適当にボーリングをするし、あんなふざけた掛け声や応対はしないだろう。絶対こいつサイコパスだなって思ってた。辺見さんだって近くに置きたいのはもっとちゃんとした奴だろうから、汚れ仕事を進んでやってくれるんだろうなって。私はこの時から青木を怪しげな目で見ていた。

 

そして、梶くんに「最近自分の知らないところでコソコソやってるよね」と言った上、家族構成諸々調べた結果を報告する辺見さんもヤバいなって思った。「疑り深いから」みたいなことを言ってて、半分は警告なんだと思うけど、たぶん残りの半分は嫉妬だよな。怖。めっちゃ浩一のこと好きじゃん。

 

◎小川家の人間の妙なリアルさ

自分が1番的な父、卑屈な母、クレーマー体質で気の強い姉。会話の内容も3人の動きもあぁこういう家族っていそうだな~という妙なリアルさが一気に舞台を異空間から現実に持ってくるよね。姉の話し方の癖が「●●だからぁ~」っていうのも、今までそうやって周りを動かしてきたんだろうな(そうしないと動かない周りの人間なんだろうな)って感じがしてなんかキツかった。

 

浩一が帰ってきたのに、いないかのように振る舞う父母姉も怖かった。初め浩一は幽霊なんじゃ...?と思った程。それだけ家族と長い間疎遠だったということか、家族と精神的にも距離があったかということか。

 

ところで、小川家の人間なのに梶の姓を名乗っているのはなぜだろうと思ってた。詐欺師の源氏名的なやつ?だから梶くんは辺見さんに浩一って呼ばれるのを嫌がったのかな?と思う。

 

◎BBQでのいざこざ

研修生の中にいた若林はヤクザの組長の愛人の子(ややこしいな)であったことが判明。利害関係から仕方なく引き受けたという辺見さんに対して、他の研修生は今も頑張って詐欺活動をしてるのになぜ若林は呑気にBBQを楽しんでるんだ...と憤慨し、若林をボコボコにする梶くん。梶くんの真面目さや優しさが垣間見れたシーンだった。もしかして若林は姉の子供では...?と思ったけど、中学生でバドミントン部と言ってたから違うね。韓国ドラマの見すぎだった。そこまで世間狭くない(Amazon悪くないのノリで)。

 

その後、研修生が初めて振込詐欺に成功してみんなで歓喜するシーンがあるんだけど、やってること詐欺だからね!!??ってつっこんでた。正直今の私にはこのシーンで喜ぶ彼らの達成感や復讐心みたいなのが全くわからないので。

 

◎1番の被害者、マロンちゃん

小川家の飼い猫マロンちゃんが失踪する。家族総出で捜索するが見つからない。なんで浩一がマロンちゃん探しに駆り出されてんだよ!というツッコミは置いておき、病気で余命幾ばくかの父が体調を崩している姿を見ながら何も言えない(父も察してかやたらどうでもいいことを喋る)あの雰囲気はリアルだったな。唯一胸が傷んだシーンかもしれない。

 

その後真鍋さんに電話をする浩一。辺見さんへの裏切りの見せしめにマロンちゃんは殺された。足を洗って沖縄にでも逃げろと。マロンちゃん、1番の被害者。まじかわいそう。

 

この後、姉がやってきて光一に質問攻めするんだけど、内容がどこに住んでるの?とかトンチンカンなものばかりで姉もなかなかだなと思った。

 

◎なぜ梶くんは辺見さんを殺しに行ったのか

なんで殺そうと思った??そんな心の描写あったか??というのが正直な所なんだけど、元々梶くんは悪になるべくしてなった人じゃなくて(やたら自分を正当化してたのもそういう気持ちだろうし)、少しは善良な気持ちを持っており、辺見さんに対して違うだろと思うこともあったのかなと。ボーリングでの軽い裏切り(プライベートの詮索)や、BBQの事件、久々の家族との触れ合いを通じて善良な気持ちの方が勝っちゃったのかなと。でも、自分も死ぬつもりだったみたいだけど、自分と周りが死んだとしても何も変わらないっていうのはわかってただろうに、なんでこんなことをするんだろうというのは未だに疑問。何を守りたかったんだろう。

 

◎腐った匂いの話

沖縄に逃げたはずの真鍋さんは、指を詰めて辺見さんに謝罪に行っていた模様。「日本人が嫌いだった」のセリフから真鍋さんは在日で、今まで悲しい思いを沢山してきたんだろうなと察した。古き良き日本人のワルが大切にしていた義理と人情にこの舞台で1番熱かったのが真鍋さんっていうのはちょっと皮肉がすぎる。真鍋さんしか勝たんよ。

 

突然梶くんが小さい頃の話を始める。「家の匂いが大嫌いだった。腐った臭いが台所の辺りでしているけど原因が見つからなかった。大人になってそれは人間の匂いだったと気付いた。」と。普通自分の家の匂いって、自分では気付かないはず。しかも台所というのは家族団らんの場の象徴。そこに嫌悪感を抱いていたというのは、家族と精神的な距離があったということではないかと思う。冒頭実家に帰ったシーンで父母姉と距離があった気がしたのはこれだなと思ったし、生まれた時から罰を受けてるような気分というセリフにも納得した。小さい頃から家族の中にいても疎外感が半端なくて、自分はなんでこの家に生まれたんだろうかなんて思ってたんだろうな。原因は何か知らないけど。そこら辺がもう少し浮き上がってきたらなぁと残念に思う。

 

◎突然出てくる研修生とイカれたおっさん

ビルの屋上あーだこーだしてたら突然出てくる元研修生の女の子と、このビルに入る精神科に通うおっさん。ちょっと唐突すぎない?って感じだけど、研修生を非常階段から逃げさせたのは梶くんや脚本家の未来の希望の象徴だったのかなと思う。おっさんの存在意義はよくわからない。誰か教えて。個人的には弊社でもああやって診断書を振りかざして休みたがる職員がちょこちょこいるので腹が立って仕方なかった(笑)

 

◎カラスと犬の話

サイコパス青木が大暴走しはじめた時、「元々カラスも犬も3足歩行だった。神がカラスの足を1本取って犬に1本足をあげた。だから犬はおしっこをする際に、神からもらった1本の足を濡らさないように上げるらしい。そんな神は偉いことをしたわけじゃないのに。カラスから足を奪って犬にあげたというのに。」

自分が住む世界の構造をこう例えて辺見さんや真鍋さん、カラスをバンバン撃っていく青木、サイコがすぎるけど言わんとしてることはわかる。世の中ってどこもそういうもんだよね。辺見さんのことを青木がやたらと神と言ってたのもこの伏線だった。

 

ちょこちょここうやって引用話をする辺りが、韓国エンタメっぽいなと思うんだよな~。

 

◎結局梶くんは殺されたのか

青木が梶くんに銃を向けたところで暗転。結末はいかにという感じ。

次にある小川家のシーンで「あんたなんで帰ってきたの?まぁカレーいっぱい作ってあるから食べて。」と姉が言ってることから、予想外に帰ってきた人物が相手だと言える。ただ、直前の会話で父が「孫はいつ帰ってくる?」と聞いているので、①遅く帰ってくる(帰ってこない)はずだった孫が帰ってきた、②浩一が帰ってきた の2パターンが考えられる。

 

個人的には、浩一が悪の世界から足を洗って普通の世界に戻っていたらなと願いたいけど、恐らく①だと思う。そんなに人生簡単じゃないし、青木が浩一だけを生かす意味がわからないから。なんなら青木が1番嫌いだったのは浩一ではないかなと思うから。研修生たちに詐欺をやらせ、何の罪もない人から奪った富を分け与えて喜ぶ神であり、辺見さんに良くしてもらいヘコヘコしてる犬のような人だから。カラスと犬の話そのまま。

 

あと自分が従ってた辺見さんが溺愛してる人だからというのもあると思う。「お前(浩一)だけは友達だと思ってた」という辺見さんのセリフがあったけど、あれを目の前で言われた青木の気持ちになったら悲しいよなって思うから。自分は違うんかい!って。生き残っても帰るところがないと言ってた浩一だから、ここで死んだ方が本人としても楽なんだと思う。

 

◎この舞台の主題とは?

善と悪は表裏一体であるということ。善に見える人でも悪かもしれないし、悪に見える人も善かもしれない。誰しも少なからず善悪を持っていて、それが目に見えるか見えないかというだけ。そんなもんだよねって感じかな。舞台を上と下で使っているのも、線引きという意味なのかもしれないなと思った。明るい意味は全然ないきがする。これをパラダイスと表現するのが面白いなと思った。

 

◎最後に言わせてほしい

丸山隆平さん、終始スタイルが良すぎませんか????? 厚みのある上半身!2メートルあると思われる脚!全体のバランス!素晴らしい。ブラボーである。骨格の素晴らしさが顕著に出る服装ばかりをチョイスしてくれた衣装さん、ありがとうございます!!ボーリングのシーンで椅子に座った梶くんの脚の長さに惚れ惚れしたし、マロンちゃんを探すシーンで、安っぽいネックレスにはだけたシャツを着る梶くんのエロさに持ってかれた...正直あそこのシーンのセリフとかほとんど覚えてないわ...首の詰まっていない服を着る丸山さんは最高なんですよ...

 

気付いたら4500文字超の文章になっていた。とりあえず初見の感想文は終わり。無事大千穐楽まで駆け抜けられますように。

ヘドウィグ・アンド・アングリーインチの感想

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行ってきました、丸山隆平くんの舞台、「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」。3公演観劇させてもらえたので、その感想と自分なりの考察でもつらつらと書きます。

1回目の感想:大阪公演

原作も読まず、サントラも聞かず、Twitterのネタバレや感想もシャットダウンして臨んだ。公式発表があった時にあらすじだけは読んでしまったけど、よく意味がわからないなって思っていた程度。

 

ド派手衣装でヘドウィグが出てきた時、どこを見ていいのかわからん~~~って困惑した。表情も手も足も美しすぎるんよ。全部じーっと見たいのに目が足りない。っていうか足細っ!!!太腿、私より細いんじゃない?って感じで絶望した。痩せます...。

 

終始色んな意味で圧倒され続けていたら終わってしまった...というのが本当のところですが、ジャニーズで長年音楽、コンサート、芝居、バラエティ等いろんな仕事をしてきた人だからできることだなと思った。歌って踊って可愛くキメる時はキメて、締めるところは締めて、笑いも取って、お客さんを盛り上げる。丸山くんの今までが全部ぎゅっとされて、ヘドウィグに昇華された感じ。新境地っていう人もいるけど、私は集大成だと思う。

 

舞台に立っているのは丸山くんではなくてヘドウィグでしかないんだけど、時々抑えきれない丸山隆平が出てくるのも良かったな。暴走した時「変な空気になっちゃった」って言ってて笑った。私が入ったのが大阪公演だったのだけど、東京に比べると自由度が増してると聞いてるのでそれもあるかも。東京もコロナがなければ行きたかった...。

 

ライブを1本見たような高揚感というか楽しかったな~!という気持ちを公演後も引きづってるわけですが、1つ言わせてもらうと、ミュージカルって感情や状況を歌に乗せて説明することが肝だと思うんだけど、ヘドウィグは全編英語歌唱+字幕ほぼなしなので、何言ってるのかが完全にわからなくて少しモヤっとしてしまったな~。日本語で歌うとクソダサソングになるだろうし、本場のライブハウス感がなくなってしまうから、英語で歌うのが正解だと思う。でも字幕くらい後ろのスクリーンに載せても良かったかな。まぁ予習しとけって話ですが。

 

それでも丸山くんのパフォーマンスを見てるとヘドウィグの感情が伝わってくる気がしてグッときたよ。よく言われる「音楽に言葉はいらない」的な。8BEATツアーを回って、他の仕事も抱えながらこれだけのセリフと歌を覚えて、自分のものにしてるところは本当に凄い。尊敬。

 

2回目までにやったこと

ジョン・キャメロン・ミッチェルverのサントラを聴き、サントラの日本語訳を頭に叩き込む

→初見でポカーン状態だったものが全部補完されました!だからヘドウィグは歌いながらあんな表情をしていたのか...!!というのもスッキリ。

 

・ヘドウィグの映画を見る

→映画のヘドウィグも綺麗だな(語彙力)。こちらは公演を続ける中でトミー・ノーシスとの事故が起きるって時系列だけど、舞台は、事故後の公演で全部を懐古するという設定なんだな。2つを比較すると丸山くんのヘドウィグは優しいよね。特にイツハクへの接し方が。それと、最後のMidnight Radioの見せ方が舞台だと難しいんだろうなっていうのもわかった。今、舞台上にいるのはトミー?ヘドウィグ?ってなってたから。

 

・歴史的背景と宗教について調べる

→初見の時、The Origin of Loveはお母さんが話してくれたと言っていたのにやたら哲学的で(神 出てくるし)よくできた話だったので『このお母さんは何者??』って感じだったのですが、ギリシャ神話だと知ってスッキリです。あと、それぞれの登場人物の名前にも意味があるとか、調べてて面白かった。

 

2、3回の感想:名古屋公演

猛勉強したおかげで、とにかくスっと入ってくる。1回観てたことで余裕があるので1回目には気付けなかったところとかがわかった。何よりヘドウィグのご様子やアドリブで話すことが毎日違うから、本当のライブに参加している気分ですっっっっごく楽しかった!! 丸山くんもだいぶ慣れてきた感じがしたね。っていうかヘドウィグからトミーに変わる時、丸山くんが全部自分でやってるのね。2階からだったからばっちり見えた。

 

ど素人ジャニオタによるヘドウィグ考察

『ヘドウィグは壁だ』

Tear Me Downの歌詞のように、西ドイツと東ドイツの分断、男と女の分断、その象徴がヘドウィグなんだと思います。東ドイツ(ソ連)側の人間が自由とカタワレと愛を求めてアメリカへ行くために命懸けの性転換までしたのに、失敗した上、男には逃げられ、新しい男にはアングリーインチのせいでまた逃げられるなんてあまりに可哀想だ。そりゃ屈折するよ。見てて痛々しい場面もあった。戦争っていろんなものをぶち壊すよね。戦争ダメ絶対。

 

そうそう、名古屋公演で、ヘドウィグはプーチン大統領に怒ってたんですけど(丁度ウクライナに進行した時だったので)、何と言うか戦争に翻弄されたヘドウィグが言うのはすごく重みがあったんですよね。たぶん丸山くんはそんなつもりじゃなかっただろうけど。そこまで役に入りきってたのかなとも思うけど(贔屓目)。とにかく、1961年にあったことが2022年に繰り返されるのかと思うと辛い。でもその時にはっとした。これは昔の話でも遠い国の話でもただの創作話でも他人事でもなく、すごく身近な話なんだと。ヘドウィグにとってはベルリンの壁だったり、アングリーインチが壁なんだけど。私たちだって毎日生きてて障害やコンプレックスや悩みの種は沢山あって。そう思うと、Midnight Radioでヘドウィグが歌う

You know you're doing all right(あなたは間違っていない)

So hold on to each other(だからお互いに踏ん張って)

You gotta hold on tonight(今夜を持ちこたえないといけない)

ってヘドウィグ自身の自己肯定だけでなくて、私への、というか全人類への応援歌じゃん??と気付いて、すごく元気が出たし、涙が止まらなかったな。ヘドウィグはイツハクにウィッグを被せて解放しただけじゃなくて、我々観客にもウィッグを被せてくれてたわけよ...(?) そうだ。イツハク良妻賢母ぶりも良かったな。ヘドウィグの行動を先回りしてちゃんと守ってるあの感じ。お互い喧嘩もするし一緒にいると疲れるんだろうけど、似たもの同士で支え合ってて、カタワレではなくても良い夫婦だなと思った。

 

あと、トミーのWicked Little Townを聴いたヘドウィグはカタワレを自分の中に見つけたと思いたい。自分のカタワレだと信じたトミーが自分を受け入れたんだもんね。その後のMidnight Radioも含めて、「不完全でいいんだ、そんな自分を受け入れよう」というのが主題だと私は捉えました。いい話だな。

 

 

丸山隆平くんファンの贔屓目すぎる感想

いやぁ、丸山くん凄いよ...。1日目の感想でも書いたけど、丸山くんが持ってるもの全部がヘドウィグに繋がってたね...これは来るべくして来たんだよ...。お芝居も歌も踊りもアドリブ力も盛り上げ力も魅せ方も全部全部今まで丸山くんが積み上げてきたスキルだよ...。今回特に丸山くんのアドリブ力に驚かされたな。突然のハプニングや周りの無茶ぶりにも瞬時に対応して笑いに変えてた。関ジャニ∞育ちは最強だね。

 

とりあえず、歌が上手い!ハスキーな声質が洋楽にピッタリ。低音から高音まで綺麗に出るよね。とても心地よかった。トミーとヘドウィグでちゃんと歌い分けしてるのも拍手。ジョン・キャメロン・ミッチェルのサントラと聞き比べると、まあ日本人っていうのもあるだろうけど、すごく丁寧に歌ってるのがわかって、丸山くんの真面目な性格が出てるなぁってにやにやします。何度でも言うけど、グループのツアーと並行してあの膨大な英語の歌詞と台詞を自分のものにしたところ、最後までやり抜くスタミナは努力の賜物だと思う。公演が終わったら自分を存分に甘やかしてほしい。私から高い酒でも送ろうか?

 

次に、私は丸山くんの骨格が大好きなんですが、それを堪能できて嬉しかったです。見事逆三角形、骨格ストレートの体、ブラボー!Wicked Little Townでベースを弾く右腕の筋肉がボコっとなったり筋が出たりする度に「たまらんな」と思ったし、Midnight Radioで息を吸う度に腹筋が動くのも「うわぁぁぁ丸山隆平くんが生きてる~~」ってなってました(性的な目で見てごめんな)。

 

それと、私は少しイメコン沼に足を突っ込んでいるのですが、恐らく丸山くんがパーソナルデザイン/ロマンス、パーソナルカラー/ストロングオータムっていうのもあると思っていて。ヘルシーなエロさなので、じっと見てても良い気がする、いや、むしろ見ないと失礼くらいに思えるんだと。毛皮を着て盛り盛りのウィッグを被った時の無敵感凄くなかったですか?盛り耐性が強強の丸山くんだからできたんだと思う。

 

あと、ヘドウィグが思った以上に下品で、私は初め「おぉ...」となってしまったんたけど、それもカバーできてたのは丸山くんが元々持ってる品性だと思う。さすが京都府出身のはんなり男子です。

 

そして、動きや仕草が女子!私より女子!!!元々丸山くんの中に女子的な部分があるっていうのもあるかもしれないけど、相当研究したんだろうなというのがわかる。走り方とかSugger Daddyの時とかほんと可愛かった。

 

最後に、丸山くんのヘドウィグは愛を1番求めていると感じた。演者本人のあれそれもあるかもしれないけど。私は丸山くんの愛されたい願望が強いところが大好きなので。そこが人間らしさ全開で、可愛くて艶やかで綺麗で強くて繊細で面白くて母性と優しさと愛の塊のようなヘドウィグに繋がったんだと思ってます。丸山くんにしかできないヘドウィグを見せてもらえて私は幸せでしかない。普段見られない怒鳴る姿を見られたのも良かった。

 

はぁ...3公演とも楽しかったな~。1回目の大阪公演から2回目の名古屋公演まではヘドウィグに会えるのが本当に楽しみで指折り数えた。丸山くんのおかげで新しい世界や感情、文化や歴史を教えてもらえた。今やヘドウィグの大ファン。すごく素敵で思い出に残る舞台だった。劇場にアンケート用紙があったなら紙いっぱいに賞賛の文章を書いたのに。終わるのが寂しい。再演とかしてくれないのかな。ロバート・ステイン様(仮)頼みます...!!!

 

結論、丸山隆平くんしか勝たんのです。全世界に「私が世界一好きな男性はこんなに素晴らしいんです!!!」と言い回りたい。いつもありがとう。千穐楽まで無事走りきれますように。心の底から愛してるわよ!

来たぜ 夏!!!!!

関ジャニ∞ 一気に喋るよね~~~~

という2021年8月8日エイトの日の感想。

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関ジャニ∞に久々に大きな動きがありそうなので記事に起こします。

 

まずは、村上くん、オリンピックお疲れさまでした!!関ジャニ∞からオリンピックのメインキャスターが出ることも、イメージソングを担当することも本当に夢のようで、長くオタクやってるとこんなこともあるんだな、言霊ってあるんだなと毎日しみじみしていました。村上くんの努力も垣間見ていたからオリンピック開催してくれて良かったなって思ったし、村上くんのおかげで知った競技や選手もたくさんいました。ありがとう。NHKの嵐、フジテレビの関ジャニ∞っていうのもグッときたね。それはそうと、関ジャニ∞が歌うフジテレビ系オリンピックテーマソングの「凛」がめっちゃいい(宣伝上手)。全世界見て。


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個人的にはサムネの村上くんと最後の安田くんのスターターポーズ(?)が激アツ。これは今度別に記事を書きたいな。

 

そして、8月8日の朝突如公開された関ジャニ∞ is coming soon!


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1分からコンサートのOP映像みたいなのが始まるのですがもれなく全員格好良い...こんなのテンション上がるに決まってるじゃん...楽しみすぎる...。関ジャニ∞TV(関ジャニ∞ファンクラブ会員限定動画)のメイキングが可愛いのなんの。ソーシャルディスタンスを取りながらもわちゃわちゃしてる関ジャニ∞が見れてクゥ~~って感じ。最近これに飢えてたので五臓六腑に染み渡った...。ごちそうさまでした...。というかこれはアルバム発売からのコンサートツアーということでよい??

 

次に関ジャムで関ジャムフェス開催のお知らせ!テレ朝ドリフェスの開催発表があって9月26日だけ詳細なしだったからそうだろうな~と思ってたけど公式発表してくれて嬉しい。関ジャニ∞も嬉しいだろうなって勝手に思ってえへへって感じ。2年前と同じ方が出てくれるものありがたいねぇ。安田くんのさよならエレジー、まじで楽しみ(歌う前提)。 Perfumeさんはどうなのかな...?そこら辺の女子ドルより可愛いヨコヒナちゃんが見たい。

 

ただ、2年前チケットを持っていたのに行けなかった身としても、現場を酸素として生きてたのに関ジャニ∞に2年以上会えてない身としては行きたくて仕方ないけど、コロナがなぁ...というのが正直なところ。その頃にはワクチン接種2回目済み+2週間経過だけど、集まるのは自分と同じような人だけじゃないし、何かあった時に会社や家族に迷惑がかかるかもしれないと思うと躊躇してしまうね。配信やります!って言ってくれたら大人しく家で楽しむんだけどな。悩むところです。そもそもチケット当たる??(とりあえずホテルは押さえた。ホテル検索してたらこのホテルの情報を今40人が見ていますという表示が出てきて、オタク考えること同じやなって思った。)

 

関ジャムフェスのお知らせを聞いてから2年前を回顧して、短かったような長かったような...なんて思ってたらしれっと通信で村上くんがアルバム情報を解禁してて笑った。アルバム名は「えいとびーと」らしいけど、「∞ BEAT」かな?「エイトビート」はダサすぎん??

 

...と関ジャニ∞のおかげで今年の8月8日も楽しくすごせました。祭りが始まるぞ~っていう、みんなが一気にワクワクざわざわし始めるこの感じが久しぶりで懐かしくてとても嬉しい。オタクの醍醐味よね。8月も9月も10月も何月も関ジャニ∞に捧げる準備はできているのでいつでもどうぞ!続報が楽しみ!!!

人生で初めて嵐のコンサートを観た

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11月3日。アラフェスにお邪魔しました。

結論から言うと、嵐のコンサートはSHOWであった。

 

なぜアラフェスを観ようと思ったか。1つめは嵐とKAT-TUNのコンサートは1度でいいから見ておけとオタク友達によく言われるから。この2組は演出が凄いと聞く。関ジャムの嵐特集を見て、切り取った場面だけでなくて、全部を通して見てみたいなと思ったから。

 

2つめはなんだかんだ嵐と生きてきた感があるから。私はアラサーです。がっつり嵐世代。学生時代に嵐のファンの友達が多く、嵐のバラエティやドラマが放送された日の次の日はその話題で持ち切りだった。当時まったく興味のなかった私も周りに着いていかなければといろいろチェックしていたものだ。我ながらその健気さに泣く。でもその過程で関ジャニ∞と出会えたので感謝している。ちなみに私がぶっちぎりで好きなドラマは山田太郎ものがたり。そんな嵐が活動休止になるということでそれなら見届けないとという謎の使命感が生まれたから。ということもあり私の中の嵐はA・RA・SHI~truthくらいまでです。

 

こうやってお手軽に見られるのが配信ライブの良いところだな~と思う。初めて嵐のコンサートを観た感想は冒頭で言った通り凄かったということ(語彙力)。異世界であった。

 

まず、1曲めの5×20。この曲を初めて聞いたのですが、歌詞と嵐の表情が良すぎて泣いた。みんなでいるのが当たり前じゃなくてすごく幸せなんだというところ。わかる。わかりみがすぎる。この人たちは5人じゃないと嵐じゃないんだなと外野ながらひしひしと感じ取れた。

 

 

次にsuger。これ嫌いなジャニオタいないでしょ?(主語がデカい)。私はsugerのサビを踊る自担を勝手に想像してニコニコした。うん、良かった。

 

 

個人的に一番グッときたのはオーケストラに合わせて踊ったMonster~truthのメドレー。厚みが桁違い。CD音源とは別物の曲に聞こえた。truthの間奏部分のパフォーマンスは劇団四季でも観に来たのかな?と錯覚するほどだった。圧巻。そしてこのコーナーでロングコート着せたスタイリストさんに金一封をあげたい。優勝。

 

 

二宮くんが「世界一のSHOWを見せてやる」と言っていたけど正にその通りだった。嵐のコンサートはコンサートでありミュージカルでありアミューズメントパークであった。1回でも入れたら大満足かもしれないと思った。曲を知らなくても、目を引く演出や楽しそうにしている嵐を見ているだけでワクワクする。演出に使うあれそれの量も桁違いで画面越しに「うわぁ~~」と声を出していた。あと1人1人お決まりの挨拶があるのもいいなって思った。たぶんコンサートに行ってあのフレーズを聞いたら「嵐のコンサートに来たぞ~~」ってなるやつ。ゆるめなわちゃわちゃMCや笑顔で最後を締めくくったところも含め360度どこから見ても国民的アイドルだった。正直私の中ではサブカルアイドルのイメージが強かったのですが、どう見ても国民的アイドルだった。その裏にあったあれそれを勝手に想像してぎゅーっとなったことも書いておきます。

 

最後に、嵐は自分たちと他の何かを掛け合わせて魅せるのが本当に上手いね。どこから案が生まれてくるだろう。どちらのグループも個性があって良いと思っていることを前提に話すと、関ジャニ∞は掛け合わせるというより、自分たちの中で何かを生み出す人たち(というか身を削っている)だと思っていて。だから彼らのコンサートはLIVEです。恐ろしい程、人間臭さというか生を感じる。2組とも、皆に楽しんでもらいたい!新しいことをやりたい!という根っこの部分は同じなんだろうけど、表現の仕方が全然違うところがジャニーズって凄いなと感じた。この2組がお互いリスペクトしあいながらわちゃわちゃしている様子が好きだから最後に2組でバラエティやってくれないかな。ほら、人数も一緒になったしさ(自虐がすぎる)

『窮鼠はチーズの夢を見る』を観た

やっと先日観てきました!窮鼠はチーズの夢を見る。感想は熱いうちに書け。感想というかもはや備忘録。箇条書きで。

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・冒頭、『大倉さんのおしりが素敵だな』という感想が頭のほとんどを占めた。私は大倉さんのおしりが好きだ(声高々)。

 

・恭一と今ヶ瀬の出会いがあまりにもナチュラルですんなり物語に入れたのが良かった。

 

・千佳子に別れを切り出されるシーン、恭一の表情が全然動揺してなくて流され侍の真骨頂を見た気がした。

 

・屋上で乳首当てゲームをしてわちゃわちゃする2人、小学生かよ!と思う程くだらなくて可愛くて面白すぎて声を出して笑ってしまった。っていうかあのシーンを目撃してしまったおばちゃんは何かのフラグかと思ったら何にもなかった。あれが所謂世間の目ということだろうか。

 

・恭一が自分の家に今ヶ瀬を上げる時、ドアノブが閉まる描写が何回か出てきて印象的だった。あれが恭一があっちの世界に踏み込むスイッチの切り替えというか、恭一と今ヶ瀬だけの世界線というか、そんな感じが良かったですね。

 

・「俺はお前を選べないよ」と言う恭一に、「うん」と返答した今ヶ瀬の表情が素晴らしかった。守りたい。夏生先輩と今ヶ瀬のキャットファイト最高だったな。自分と同じ飲み物を恭一が頼んだからって無邪気に喜んで夏生先輩にマウント取る今ヶ瀬が可愛すぎた。守りたい。

 

・恭一と今ヶ瀬が初めて致すシーン、今ヶ瀬が見ていた映画のワンシーンのセリフと状況をリンクさせる手法、上手い、上手すぎるよ...!!

 

・もう、たまきが出てきた時点で、次はこいつだなピンと来るよね。いきなり常務が亡くなったのは急展開だなーと突っ込まざるを得ないけど、絶対この状況なら恭一はたまきに優しくするなって皆思ったのでは?観客にそれだけのキャラクター像を植え付けた脚本の妙と、大倉さんの演技の説得力よ。

 

・今ヶ瀬が誕生日にボタンを付けていたワイシャツ、たぶん北京ダックデートに着てたやつですよね?そんなにウキウキしてたのに、その前にたまきに会ってしまったから今ヶ瀬はモヤッただろうなと想像してつらい。誕生日の0時ピッタリにワインをプレゼントしちゃうところや、「来年」というパワーワードを何の意味もなく出してしまったりするところも含め、恭一許すまじ。

 

・別れ話から海を眺めるシーン、お互いがお互いを想いやった結果がこれで、もうそこには愛しかないじゃん??恭一⇔今ヶ瀬じゃん??と思って胸がぎゅーっとなった。私はこのシーンが1番好きかもしれない。

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・恭一がゲイバーに行って号泣するシーン、これは自分はそちらの世界の人(お仲間)にはなれないと気付いたからか、好きになった人がたまたま男だった(性別は関係ない)と気付いたからか、それとも今ヶ瀬じゃないとダメだと気付いたからかはちょっとわからなかった。でも恭一が今ヶ瀬を「例外」として捉えた転換期はここかなと私は思っています。

 

・たまきが今ヶ瀬のライターを見つけてしまったことから、恭一が今ヶ瀬に「要らない」と言った後最低1回は恭一の家に来ているわけで、いつの間に復縁したんだ??となったけど、よくよく考えたら「(愛人として)要らない。(愛人じゃない人として傍にいてほしい)」という意味なんだろうなと。あそこは空白期間があって想像し放題なので、私はそう解釈します。2回目に致した時に、上下(ソフトに言っておきます)逆転していたところも良かったです。

 

・恭一がたまきに別れを告げるシーン、暗いシーンなのに店内がすごく明るくて、恭一の晴れ晴れとした心を表してるんだろうけど、たまき目線で見るとつらすぎるな...と思った。(でも既に私はこの時点で今ヶ瀬ルート応援者なので「よっしゃ!!行っけ~~~!!」って感じだったけど)

 

・最後に恭一が灰皿を洗うシーンと、恭一との別れ話の少し前に今ヶ瀬がシンクを洗うシーン、どちらも背中を映しているんだけど、今ヶ瀬を待つという恭一の決意と、恭一には自分じゃないと思ってしまった今ヶ瀬の絶望との対比なんだな。唸る。男は背中で語るってやつ。

 

・全体的に光の使い方が素敵だなと思った。恭一と今ヶ瀬のシーンは大体夜だし、部屋の明かりも暗い。一方、千佳子やたまきとのシーンの画面は明るい。恭一の心の内というか、人に見られてもいい部分と、人にはあまり見せたくない部分・自分でもよくわからない部分を上手く表してるな~と思った。海辺のシーンは夜明け前の太陽が少し出かけている時で、2人の関係が微妙に変わっていく状況を表しているようだった。最後、眩しすぎる日差しの中、今ヶ瀬がよく座っていた丸椅子を日向に持ってきて微笑む恭一は、今ヶ瀬とちゃんと向き合って生きていくと決めたんだなと感じて(この時の大倉さんの表情が素敵だった)泣いてしまった。ハッピーエンドというわけじゃないけど、この2人はこうやってくっついて離れてを続けながら生きていてほしいなと願わずにはいられない。

 

・恭一に関しては、初めはただのクズ男だなと思って観ていた。そして人に寛大すぎる。今ヶ瀬が自分のパンツ履いてたり携帯見てたり自転車盗まれたりしてるのによく普通にしてられるな。今ヶ瀬に迫られた時も受け入れちゃってるし。本当に嫌だったら殴り飛ばしてでも抵抗すればいいし。逆に尊敬する。原作をあえて見ずに映画を観たのですが、恭一には流され侍になるきっかけというか過去のトラウマでもあるんですかね...??それが最後は自分の意思を周りに伝えることができるヤツに成長して見直した(上から)。でも自我がダメな方向に出ちゃったというか、たまきが泊まっていかないって言ったらあからさまに早く帰らせて今ヶ瀬を連れ込んだり、自分が選んだカーテンなのにそれさえも忘れてダサい言ってるとあたりは心底クズ。最後は追いかけんのかい!と思ったけど、恭一は絶対にしないだろう。

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窮鼠は間違いなく大倉忠義の代表作になったなと思います。正直大倉さんの映画って発表の段階から期待できないなってものが多い中(期待したのは大奥だけかもしれない...申し訳ない...大倉さんは全く悪くないよ...)、窮鼠はどう考えたって期待しかなくて、本当に公開を楽しみにしていたのですが、その期待を遥かに越えてきた。たしか関ジャニ∞が色々あった時期にこの映画を撮っていたはずなのだけど、彼なりの覚悟と意地を感じ、グッときた。大倉さんにはキラキラした役ではなく、こういうジトっとした役をこれからもやってもらいたい。藤原竜也に次ぐクズ役請負俳優でも可。あと、恭一から大倉忠義くんが垣間見えるところがあって個人的にはキュンポイントでした。

 

・今ヶ瀬は見ていてずっと苦しかったな。なんであんなに好きでいれるんだろうって。恭一から貰った生まれ年のワインを「なくなっちゃうから開けない」と言ってぎゅーっとするところが1番辛かった。私には好きすぎて無理みたいな経験がないので(関ジャニ∞には抱いています(笑))、羨ましいなとも思った。今ヶ瀬も早く覚悟決めたら?と思ってしまうけど、性の対象を変える恭一とは状況が違うし、思ってもいなかったこと(自分にベクトルが向けられること)が起きたり、恭一のこれからのこととか考えてしまうと踏み切れないのもわからなくもない。だから愛人ポジに逃げるんだと思う。恭一が女作ったら今ヶ瀬は戻ってくると思うよ。それを知ってて恭一はあえてたまきを傍に置いたと解釈しています。例外を知って今までの振る舞いを変えた恭一に今ヶ瀬はどう答えるのか。ここを描写しなかったところはむず痒いですが、正解だと思います。物語が終わった時点では、窮鼠(今ヶ瀬)はチーズ(恭一)の夢を見るなのかなと考察。

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あとは、成田凌くん恐るべしってことです。何だあの儚くてアンニュイな感じ。顔小さすぎ脚長すぎロング丈似合いすぎ。大倉さんと並ぶと成田くんの方が背が高いというのも良かったですね。成田くんは恭一か今ヶ瀬のどちらかでオファーしたと聞いたので、恭一verも見てみたかったな。

 

最後に、私自身B●の絡み描写が得意ではなく、観る前は大丈夫かなと不安に思っていたのですが、画面が美しすぎたのかお話に入り込んでいたからか全然平気だった。そういった先入観がある自分も偏ってるんだろうなと思った。でも音は生々しいな~と感じた(笑) 愛や恋や性についていろいろと考えさせられた映画でした。次は原作本を読んでから観に行こう。

関ジャニ∞ 『My Story』を考察してみる

Re:LIVE 売上30万枚越えおめでとうございます~!!嬉しい。嬉しすぎる。今晩はすき焼きだ!!!

 

Re:LIVE(期間限定盤A)

Re:LIVE(期間限定盤A)

  • アーティスト:関ジャニ∞
  • 発売日: 2020/08/19
  • メディア: CD
 

 

 

 

本当はRe:LIVE特典の感想文を書こうと思っていたのですが、47ドキュメント(期間限定A盤収録)の中でMy Storyの裏話が出てきたので書かねばと思って書くことにしました。My Storyとは2019年11月に発売したシングル「友よ」のカップリング。メンバーの大倉忠義さんが、今の関ジャニ∞の思いを歌詞にして、安田章大さんがメロディーを作った曲です。友よセブンイレブン盤収録の「ぼちぼち大切な夜」という特典の中で一部制作過程の話が出てきます。当時からこの歌詞はあのメンバーのことでは??という考察があちこちで囁かれていましたが、私は確証が得られず放置しておりました。が、今回公式がヒントをくれたので私も参戦します。

 

 

友よ (通常盤)

友よ (通常盤)

  • アーティスト:関ジャニ∞
  • 発売日: 2019/11/27
  • メディア: CD
 

 

 

 

※あくまでいちオタクが勝手に作り上げた解釈です。みなさんが考える解釈がどれだって大正解なので、こういう考えの人もいるんだなくらいの気持ちで読んでいただければと思います。

 

 

 

 

まず公式が提供してくれた情報をまとめます。

<ぼち夜>

*作詞 大倉忠義、作曲 安田章大

*十五祭福岡公演(2019.8.4)が終わってから東京公演(2019.9.1)までの間に作った。

*ぼち夜の話の内容で少し歌詞とメロディーを変える予定

*それぞれのメンバーのことをピックアップして書いてる

関ジャニ∞ロードムービー的な曲

 

<47ドキュメント>

*今まで発売した曲の歌詞を詰め込んだ

*メンバーがライブで叫んでることやジャニーズウェブで書いてることを歌詞に取り入れた

*それぞれのメンバーことを書いた詩を、他のメンバーがその人に向けて歌ってる

関ジャニ∞の歴史文

*大倉さんはベロンベロンのベロの状態で詩を書いた

 

 

これを踏まえて、誰がどの歌詞を誰に向けて歌っているのか、参照した歌詞や発言、エピソードは何かを羅列しつつ、深読みしていきます。

 

(安田)また会えたね
(丸山)いつも顔を見るとなぜか涙が溢れる
(横山)君との時間 
(村上)かけがえのないこの瞬間
(安田)楽しんでいこう

⇒全員(+ファン)

『また会えたね』は、All is wellの「また会えるかな」と、ひとつのうたの「きっとまたここで会いたいな」を掛けていると思います。この2曲は関ジャニ∞のメンバーやファンに向けた曲であるので、ここでいう『君』はファンも含まれてるのかなと。

 

『なぜか涙が溢れる』『かけがえのない』は無限大の「なんだか涙が溢れてく」「心繋いで駆け抜けた日々は かけがえのないものさ」でしょうか。ひとつのうたの「ここはかけがえのない みんなと居る場所」もありますね。

 

このセクションは『メンバーやファンのことを愛しく思っていて、そういった人達とすごす毎日や、何をするにも自分が楽しむことを大切にする 』という関ジャニ∞の概念を提示しているように感じます。

 

(大倉)気がつけばこんなに時間が経ってたんだね いつも笑ってきたね

⇒全員

これは47ドキュメントにて大倉さんが全員に向けてと言っているのでFA。

 

 

(丸山)くしゃっと笑うその笑顏 だいすきだよ

大倉忠義

該当者が多すぎてMy Storyリリース時には誰のことだか頭を悩ませていたのですが、大倉さんですね。47ドキュメントのこの歌詞が流れる箇所で抜かれてたのが大倉さんばかりだったのと、あとは他の歌詞を各メンバーに当てはめた結果の消去法。「大倉が笑ってくれるなら何でもやる」と言う丸山くんがここのパートを歌うのもピッタリです。

 

 

(安田)いつも楽しい君もホントは悲しいんだね? その空気が嫌いで おちゃらけてるのをみんな知ってるよ

丸山隆平

100%丸山くん。参考文献はありすぎて割愛します。丸山くんが年に2回ほど安田くんに本気のお悩み相談をするというエピソードを踏まえると、安田くんがここを歌うことにグッときてしまいます。

 


(村上)不器用で口数少なくても 大事な時には誰よりも話してくれた

横山裕

『不器用』と言ったら丸山くんか横山さん。丸山くんは即出だというのと、長男気質ゆえ普段は弟たちのやりたいようにやらせているけれど、ここぞという時にはちゃんと自分の意見を言ってグループを纏めている印象があるのは横山さんです。すばるくん脱退の時も最後の最後まで引き止めたのは横山さんだし。ここを村上くんに歌わせる大倉さんは根っからの強火ヨコヒナ担だなと思う。

 


(横山)背中合わせでも同じ道を見つめてたね

(丸山・安田・大倉)幸せの定義なんて人それぞれだけど
(横山・村上)それでも 今 僕らは 
ここにいる

⇒全員

ここは全員に向けた言葉かと思ってます。横山さんの背中合わせは村上くんで間違いないけど。47ドキュメントで「背中合わせは"はにかみオブリガード"だよね」と安田くんが言ってるのと、歌割りを決める時にいち早く大倉さんがこのパートを横山さんに振っていることから何かしら意味があるとは思います。ただ、村上くんは後で出てくると考えているので2回も出てこないかなと。ということで全員です。

 

『幸せの定義なんて人それぞれだけど』というのは今の関ジャニ∞に凄くピッタリだなぁと思うのです。離れ離れになったメンバーも含めお互いを尊重し、理解していこうという5人の関ジャニ∞の行動指針なのかなと。47ドキュメントではそういった場面を何度も見ました。

 

『それでも今僕らはここにいる』は、ここにの「ここにいる!」や、All is wellの「全部伝えきれずだから ここに帰ってくるよ」や、ひとつのうたの「きっとまたここで 会いたいな」ですね。ただ『ここ』は関ジャニ∞というグループのことを指している気がするので、"ここに" の "ここ"が正解でしょうか(「ここ」のゲッシュタルト崩壊)。

 

 

(全員)夢を見て過ごした
思い描いた未来とは少し違っても
今まで過ごしてきた時間に嘘はない
はしゃいで転んで笑って泣いて
泥だらけの僕らの物語

⇒全員

『夢を見て~少し違っても』は、旅人の「夢に見た楽園に 手が届かないとしても」や、無限大の「夢に描いた世界はいつも 思うほど簡単じゃなくて」と掛けているのかと。

 

『今まで過ごしてきた時間に嘘はない』は、メンバーが常々口に出していることですね。過去があって今がある。関ジャニ∞は全部全部抱えて生きていくのです。

 

『はしゃいで~』は、道標の「滑って転んで擦りむいて たまには泥だらけになって 同じ場所でいつも躓きながら 笑顔、涙をいくつも繰り返して 僕はまた旅立つ」に合致しすぎる。大倉さんがこのコアな曲を思って書いたかはわかりませんが。

 

また、『泥だらけ』は、願いの「大事なもの 守りながら 泥だらけでも」やオモイダマ「泥だらけのあなたが好き」やへそ曲がり「泥だらけって分かっても 踏んだ水たまり」に出てきます。関ジャニ∞は泥が似合う。

 


(横山・村上)気がつけばこんなところまできたんだね ずっと唄ってたね
君の歌声が僕らの心を震わせた

⇒『気がつけば~唄ってたね』は1番の箇所と同様全員に向けたものだと思っています。しかし、『君の歌声が僕らの心を震わせた』は①渋谷すばる ②抜けたメインボーカル3人 のどちらかに向けたと考えています。ここは一旦保留。

 

 

(丸山・大倉)いつも優しい君は人のことばかり
つまづくと手を取って 立ち止まり スピード緩めて 傷ついて苦しんできたね

安田章大

大倉さんは常々安田くんのことを優しい人と表現します。『スピード緩めて~』のところは器用貧乏と言われたり、感受性や人への共感力の高い安田くんの苦悩を書いたのかなと。ここを安田くんの同期のくらまるが歌うのええな~と思うのです。

 


(安田)虚勢張って 強がってるけれど 大事な時には一緒に泣いてくれた 雄弁な君が何も話せなかったよね

村上信五

関ジャニ∞イチの強がりは村上くんだと思うからです。『雄弁な君~』のエピソードは最近だと、ぼちぼち大切な夜で、次誰かやめるならグループを閉じようという話になった時、なんとも言えない表情をしつつ『...閉じることは考えずにやろう』と絞り出すように言った辺りですかね。ここ2年の話し合いの場の中で「一緒に泣いてくれた」のであれば、それを想像するだけで胸がぎゅーっとなります。また、GR8ESTツアーで安田くんの体調を気遣う場面をよく見ました。そうやって寄り添ってくれたことも含め安田くんが歌ってるのかなと。

 

ちなみにここは錦戸亮説も考えました。ただ、この考えだと保留にした『君の歌声が~』の部分が渋谷すばるということになります。そうすると内博貴はどこ行った???となるわけです。8→1を書き続け、帰りを待っていた大倉さんが内博貴だけをあえて書かないのはちょっと不自然だなと。(個人的に7人を強調されると寂しくなるというのもあります。私の中で関ジャニ∞は8人です。) よってここが村上くんなら上記の『君の歌声が~』は渋谷すばる錦戸亮内博貴の3人に宛てたと考えるとしっくりきます。また、現メンバーへのメッセージより元メンバーへのメッセージが長いというのはどうかなと思うこと、今の5人の音楽に対する姿勢は代々のメインボーカルから受け継いでるなと感じることから、3人に一纏めでメッセージを送ったと考えます。

 

 

(横山・村上)この青春の日々 もう何もいらない
(丸山・安田・大倉)それでもただ君がいればいい

⇒全員

『青春の日々』は47ドキュメントで安田くんが言っていた"青春のすべて"でFA。

 

『ただ君がいればいい』は、ひとつのうたの「どこまでも澄み切った世界 君といればそう信じられる」でしょうか。あとはぼち夜でも言っていた「5人の関ジャニ∞を諦めていない」という気持ちも含まれているのかと。

 

 

(全員)夢を見て過ごした
あの時はもう戻らないけれど
今は今ですごくすごく幸せなんだよ
はしゃいで転んで笑って泣いて
傷だらけの僕らの物語

⇒全員

1番で『幸せの定義なんて人それぞれだけど』と出した上で、『今は今ですごくすごく幸せなんだよ』と伝える。今の関ジャニ∞の気持ちを感じ、本当にずるいなぁと思います。デビューから15年、特にこの2年は本当に大変だっただろうに、それでも5人で・関ジャニ∞として、活動できることが幸せと感じているなんてファンとしては嬉しくて堪らないです。ありがとう。本当にありがとう。

 


(全員)出会い別れ繰り返して
願い 語り 叶わなくて
でも 朝がおとずれる
出会い別れ繰り返して
願い 語り 叶わなくて
でも 連れて行くよ またあの場所に

⇒全員(+ファン・スタッフ)

ここの『出会い別れ』にはメンバーだけでなく、スタッフやファンのことも含まれていると思います。DREAMIN’ BLOODで「夢見ることをやめない」と言った関ジャニ∞は、これからもはしゃいで転んで笑って泣いて傷だらけになりながらも前を向いて頑張っていくよという強いメッセージを感じます。格好良すぎ。

 

『あの場所に』は関ジャニ∞の目標ですね。それがCD売上なのかTVで売れることなのか、コンサートの会場なのかはわかりませんが。直近だと5大ドームツアーを指している気がします。

 

 

(全員)夢を見て過ごした
思い描いた未来とは少し違っても
手を繋いで歩いてきたこの道
色んな光で照らしてくれたから
愛しいここにまた来られた
終わらない物語

⇒全員(+ファン・スタッフ)

『手を繋いで歩いてきたこの道』は、ひびきの「手を繋いで同じ場所 目指せて行けたらいいな」や、Heavenly Phychoの「でもこうして繋いだ手 ひとりじゃないね」。あとはコンサートのラストで『最高で最強の関ジャニ∞~!!』と叫ぶあの手繋ぎタイムのことも含まれてるのかなと思います。

 

『光』というのは関ジャニ∞の歌詞にたくさん出てきます。ざっと挙げると、愛でした・がむしゃら行進曲の「明日の光」、BJの「かすかな光」、crystalの「一筋の光」と「透明な光」...これらの全ての曲や、自分たちを輝かせてくれた周りの人達のことかなと考えています。あとは単純にステージのライトやペンライトの可能性もあります。こう考えると横山さんの「関ジャニ∞はライブで輝く」という言葉を思い出しますね。

 

『終わらない物語』というのは、LIFEの「まだまだ終わらないから」や、ここにの「終わらない旅を続けよう」ですかね。

 


(全員)一緒に笑って泣いて歩いていこう
ありがとう。いつもありがとう。
ここまで連れてきてくれて。
ありがとう。

⇒全員(+ファン・スタッフ)

『一緒に笑って泣いて歩いていこう。』は、ひとつのうたの「君と歩く 泣いて笑って」や、咲く、今の「出会って別れて笑って泣いて」かと。時期的には、咲く、今かな。十五祭で歌ったし。

 

『ここまで連れてきてくれて。ありがとう。』は直近だと十五祭安田くんの挨拶ですね。他のメンバーもこの類の発言はちょくちょくしてますね。

 

このセクションは「。」がたくさんついているのでもっと深い意味のある気がしなくもないですが。

 

大サビ前から最後にかけては、周りの人に感謝しながら、関ジャニ∞は過去をなかったことにしないし、これからも続けていくよ、頑張りますよという決意表明ですね。この優しいメロディーに乗せた力強すぎるメッセージに心打たれないわけないよなぁ。ファンとしてはこちらこそ続けてくれてありがとうという気持ちです。またあの場所で会おうね。

 

 

 

以上、いちオタクの解釈でした。こう考えて改めて聞くとじーんとくるものがありますね。そして大倉さんの言う通り「なんか全部見たことあるぞ?」って感じ。My Story関ジャニ∞とファンにとって大切な曲になるんだろうな。

 

長々とお付き合いいただきありがとうございました。ここはこう思いますみたいな皆さんからのご意見お待ちしてます!ただし、あくまで個人の意見なので批判や否定は御遠慮ください...メンタルは自担にそっくりなので...。平和に行きましょう...。

エンタメを愛する全ての方に”おすし壁紙“を

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おすし壁紙...????は????となったあなた、こんにちは こんばんは もしくは おはようございます~!!おすし壁紙の正体知りたくないですか?もしお時間あればこのブログ読んでいきませんか?5分だけでいいんで!!(下手くそなナンパ)

 

 

その前に少しだけ、関ジャニ∞が8月18日にリリースする「Re:LIVE」っていうシングル曲のお話をさせてください。

 

Re:LIVEは関ジャニ∞と、関ジャニ∞のファンが作った曲』です。企画から曲完成までの一連の流れをRe:LIVEプロジェクトと呼びます。

 

このプロジェクトが始まったのが今年の4月29日。緊急事態宣言中のことです。なんやかんやあってメンバーが5人になった新生関ジャニ∞のお披露目公演として開催していた47都道府県回るツアーが、コロナウィルスの感染拡大防止から、残り半分のところで中止になってしまった、そんな頃です。こんな時だからこそ何か自分たちが発信できることはないか、ファンと繋がれることはないか、ファンが楽しめるものはないか。関ジャニ∞のそんな想いがこのプロジェクトのきっかけです。

 

企画内容としては、関ジャニ∞が事前に作成された1番の歌詞とメロディをweb上で提示したのち、2番の歌詞をファンが応募し、それを関ジャニ∞のメンバーが詩にまとめるというもの。他のアーティストさんでも結構やってる方はいらっしゃるのでは?

 

そうして5月24日、Re:LIVEの歌詞が完成しました。一節を紹介します。

『何度でも立ち上がって その笑顔が見たくって 今日もここで歌うんだ ずっと変わらないこの願い 届け』

有事の際にエンタメは最下位。だからこそ終わらせない。終わらせてたまるか。そしてまた絶対にコンサートをやるんだ。そういった関ジャニ∞の意地みたいなものを凄く感じる詩だと思います。

 

そして、歌詞発表の際、ファンからのメッセージを関ジャニ∞がいくつか紹介してくれたのですが、どの文章からも そんな簡単にエンタメがなくなってたまるものか!どれだけでも待ってるからな!!地獄の果てまで一緒だ!!というファンの意地を感じました。実際私も今は全く現場がなくて瀕死の状態ですが、様々な形に姿を変えたエンタメに支えられながら、この世界を意地でも生きてやろうと思っているので、全国のオタクも同じ気持ちなんだなと思って勝手に嬉しくなってる次第。

 

 

エンタメを愛する全ての人の想いがぎゅっと詰まった曲。それがRe:LIVEだと思います。だからこそ、関ジャニ∞のファンだけじゃなくてエンタメを愛する全ての人にこの歌を聞いてほしいのです。騙されたと思って聞いてほしい。

 

Re:LIVE(初回限定盤)

Re:LIVE(初回限定盤)

  • アーティスト:関ジャニ∞
  • 発売日: 2020/08/19
  • メディア: CD
 

 

 

Re:LIVE(期間限定盤B)

Re:LIVE(期間限定盤B)

  • アーティスト:関ジャニ∞
  • 発売日: 2020/08/19
  • メディア: CD
 

 

 

Re:LIVE(期間限定盤A)

Re:LIVE(期間限定盤A)

  • アーティスト:関ジャニ∞
  • 発売日: 2020/08/19
  • メディア: CD
 

 

 

Re:LIVE(通常盤)

Re:LIVE(通常盤)

  • アーティスト:関ジャニ∞
  • 発売日: 2020/08/19
  • メディア: CD
 

 

 

 

 

 

 

 

さて、このシングルを購入すると付いてくるシリアルコードでダウンロードできるのが、あの“おすし壁紙”です。8月15日、突如レコード会社からおすし壁紙の配信が発表されました。

かっ かっ かわいい!全 全 6種類!

でっ でっ でもなぜ?かっ かっ 壁紙??

(はま寿司CMナレーションのリズムに合わせて)

 

twitterで発表された直後からトレンド上位に長時間居座っていた「おすし壁紙」。壁紙はわかるけど、何で関ジャニ寿司持ってんの?と思った一般の方も多いのでは...?正直、私たちオタクも本当のところは不明ですが、どうやら関ジャニ∞が「おすし」遊びを愛するあまり「おすし壁紙」を作ってしまった模様。

 

【ところで、おすしとは?】

回ってたり回ってなかったりするあのお寿司です。現在関ジャニ∞の中で「ですしおすし」遊びが大流行中。ですしおすしとは、文章の語尾に「~ですし、おすし」と付け加える...結構前に流行ったネットスラングですね。関ジャニ∞の中での流行りものは突然やってくる。だいたい丸山隆平くんが発信者です。TikTok昭和歌謡曲がバズる、あんな感じです。

 

何が凄いって、

シングル曲の特典何つけたらたくさん買ってもらえるんやろ?⇒そうだ!俺達が今大好きなおすしの何か作ったらええやん?⇒そうや、壁紙を配ろうや!!となるこの思考力です。

レコード会社もこの気合いの入れようである。

「『なんと』おすし壁紙をプレゼント!」

...な ん と ? ?

また、メンバーの大倉忠義さんも公式サイトにて「意味のわからない特典」とコメントしている。

 

 

実は、今回の販売形態は4種類で、どれもおすし壁紙が霞むくらいの盛りだくさんの特典があります。それなのに突如出てきた「おすし推し」。しかし、先程も述べたとおり、壁紙は6種類あり、CD1枚につき1種類の壁紙しかダウンロードできないので、全種類をコンプしたい場合はCDを6枚買う必要がある。実際私もこの発表があってから2枚買い足した。これを「追い寿司」と言います。そういう意味ではとても上手な販売方法だと思います。そしてtwitter等でオタクがワイワイ盛り上がれるネタを関ジャニ∞が提供してくれたことが本当に嬉しいです。

 

 

「休み時間の教室で『あいつらいつも楽しそうやけど、何してるんやろ』って興味を引かれる。そういう風に関ジャニ∞を見てもらえれば」村上信五くんはとあるインタビューで答えています。まさにこの言葉通り。おすし壁紙は立派な関ジャニ∞のエンターテインメント。ここまで読んでくださった皆さんはもう既に関ジャニ∞の沼に片足を突っ込んでいますよ。この沼の湯加減めちゃくちゃいいですよ。CD買ってみようかなって気になってきたんじゃないですか?(圧) まぁそれは置いておいて、骨の髄までエンタメを愛し、自分たちが全力で楽しむことをモットーに活動している関ジャニ∞が私は大好きだ~~とおすし壁紙を通して思うわけです。

 

 

最後に、関ジャニ∞のオタクは8月17日~8月23日の間、ビルボード対策のためtwitter等で『#ReLIVE』や『#関ジャニ』など関連タグを鬼のように貼り付けて投稿をします。もちろん『#おすし』もです。

 

くら寿司さんやスシローさん、はま寿司さんetc...お寿司業界の皆さんもこのビッグウェーブに乗らない手はないと思いますし、一緒に盛り上げてくださったら嬉しいなと思いますし、何なら同業他社さんに取られる前に関ジャニ∞にCMのお話をいただけると嬉しいなと思いますし、おすし🍣

 

 

なお、次の投稿でネタバレなしのステマをガッツリ書く予定なのでお付き合いいただければ。こんな文章でCDを手に取ってくださる方がいるのだろうかと思いつつ、久しぶりにぶわーっと勢いだけで文章を書けたことへの満足感が勝るのでオールオッケーです!!お読みいただきありがとうございました!!