人生で初めて嵐のコンサートを観た
11月3日。アラフェスにお邪魔しました。
結論から言うと、嵐のコンサートはSHOWであった。
なぜアラフェスを観ようと思ったか。1つめは嵐とKAT-TUNのコンサートは1度でいいから見ておけとオタク友達によく言われるから。この2組は演出が凄いと聞く。関ジャムの嵐特集を見て、切り取った場面だけでなくて、全部を通して見てみたいなと思ったから。
2つめはなんだかんだ嵐と生きてきた感があるから。私はアラサーです。がっつり嵐世代。学生時代に嵐のファンの友達が多く、嵐のバラエティやドラマが放送された日の次の日はその話題で持ち切りだった。当時まったく興味のなかった私も周りに着いていかなければといろいろチェックしていたものだ。我ながらその健気さに泣く。でもその過程で関ジャニ∞と出会えたので感謝している。ちなみに私がぶっちぎりで好きなドラマは山田太郎ものがたり。そんな嵐が活動休止になるということでそれなら見届けないとという謎の使命感が生まれたから。ということもあり私の中の嵐はA・RA・SHI~truthくらいまでです。
こうやってお手軽に見られるのが配信ライブの良いところだな~と思う。初めて嵐のコンサートを観た感想は冒頭で言った通り凄かったということ(語彙力)。異世界であった。
まず、1曲めの5×20。この曲を初めて聞いたのですが、歌詞と嵐の表情が良すぎて泣いた。みんなでいるのが当たり前じゃなくてすごく幸せなんだというところ。わかる。わかりみがすぎる。この人たちは5人じゃないと嵐じゃないんだなと外野ながらひしひしと感じ取れた。
次にsuger。これ嫌いなジャニオタいないでしょ?(主語がデカい)。私はsugerのサビを踊る自担を勝手に想像してニコニコした。うん、良かった。
個人的に一番グッときたのはオーケストラに合わせて踊ったMonster~truthのメドレー。厚みが桁違い。CD音源とは別物の曲に聞こえた。truthの間奏部分のパフォーマンスは劇団四季でも観に来たのかな?と錯覚するほどだった。圧巻。そしてこのコーナーでロングコート着せたスタイリストさんに金一封をあげたい。優勝。
二宮くんが「世界一のSHOWを見せてやる」と言っていたけど正にその通りだった。嵐のコンサートはコンサートでありミュージカルでありアミューズメントパークであった。1回でも入れたら大満足かもしれないと思った。曲を知らなくても、目を引く演出や楽しそうにしている嵐を見ているだけでワクワクする。演出に使うあれそれの量も桁違いで画面越しに「うわぁ~~」と声を出していた。あと1人1人お決まりの挨拶があるのもいいなって思った。たぶんコンサートに行ってあのフレーズを聞いたら「嵐のコンサートに来たぞ~~」ってなるやつ。ゆるめなわちゃわちゃMCや笑顔で最後を締めくくったところも含め360度どこから見ても国民的アイドルだった。正直私の中ではサブカルアイドルのイメージが強かったのですが、どう見ても国民的アイドルだった。その裏にあったあれそれを勝手に想像してぎゅーっとなったことも書いておきます。
最後に、嵐は自分たちと他の何かを掛け合わせて魅せるのが本当に上手いね。どこから案が生まれてくるだろう。どちらのグループも個性があって良いと思っていることを前提に話すと、関ジャニ∞は掛け合わせるというより、自分たちの中で何かを生み出す人たち(というか身を削っている)だと思っていて。だから彼らのコンサートはLIVEです。恐ろしい程、人間臭さというか生を感じる。2組とも、皆に楽しんでもらいたい!新しいことをやりたい!という根っこの部分は同じなんだろうけど、表現の仕方が全然違うところがジャニーズって凄いなと感じた。この2組がお互いリスペクトしあいながらわちゃわちゃしている様子が好きだから最後に2組でバラエティやってくれないかな。ほら、人数も一緒になったしさ(自虐がすぎる)